突然のことに驚いていると、そのまま走り出した。 「藍くん!?」 「あっちに橋あるよ!行ってみよう」 藍くんは楽しそうに言った。 外はすごく寒いはずなのに、繋がれた手がぽかぽかと暖かくて、寒さなんて気にならないくらい暖かかった。 ドキドキしすぎて私の心臓はパンク寸前。