「お待たせしました!」


「大丈夫!今から1回私がするからみてて!」


「了解っす!」


「1,2,3,4」







「おおー!かっこいいっすね!!」



そう、この学校のエールは無駄にかっこいいんだ


「大体分かった?」


「はい!今日からよろしくお願いします!」


「急に改まるな笑」







『完全下校15分前になりました
帰る準備をしましょう。』


放送が流れた



「じゃあ今日はここまで!」


「ううー!疲れたあー!」


咲間くんが頑張ってくれたおかげで
3分の1くらい進むことが出来た


「お疲れ様!」



「南さん家どっち方面すか?」


「あっちだよー」


私は学校の校区外から通っているため、いつもバス登校だ


「なら途中まで一緒に帰りましょ?」


「ん!いーよ!」


暗い道1人で歩くのはやだったから助かった