先生、好きです


「で?美月なんか用か?」

先生の言葉でハッと我に返り
慌てて先生から目を逸らした

「あっあの!補習なんですけど‥
私夏休みは用事があって行けそうに無くて‥」

「用事?なんの?」

なんの?!そこまで聞く?!
ってか仕事の事聞いてないわけ?!

「えっと家族で旅行を‥」

咄嗟に口から出た嘘‥
「ふ〜ん‥」

バッバレたかな‥?

「お前一学期の単位危ないの分かってるか?
このままじゃ進級難しくなってくるぞ?」

それはごもっともですが‥

「まぁ‥成績が悪い訳では無いから大丈夫だと思うけど、補習は絶対だから他の日でもいいから夏休み1日くらいは空いてるだろ?」

えっ‥

「空いてますけど‥それじゃあ先生が休めない‥」

「俺の事はいいんだよ。お前は自分の心配だけしてなさい。」

「はい‥」

何でそんなに優しくするんですか?!
また勘違いしちゃうじゃん‥‥

その後はチャイムが鳴り私は教室に戻った。