5話
「国矢」
「実奈、怪我しなかったか?」
「大丈夫よ」
国矢は繋を見た。
そして驚いた。
「あなたは日本を代表する天才ドクターの」
「知ってもらえて光栄です」
「私、このお医者さんに2回も助けてもらったのよ」実奈は言った。
「助けたんじゃなく当たり前の事をしただけです」
そして実奈と国矢は去っていった。
繋は2人を見届けた。
――もしかして恋人なのか…
繋は悲しくなった。
――……でも恋人がいなくてもこんな自分が実奈と付き合えるわけがない。
そう考えると心が落ち着いた。
国矢は実奈の車椅子を押しながら歩く。
「実奈、最近体調どう?」
「平気よ、でもごめんね。私が車椅子なばかりにあなたにまで迷惑かけて」
「……いいんだよ、友達なんだし」国矢は笑顔だった。
しかし心は痛かった。
何故なら実奈が車椅子生活になったのは自分のせいだと国矢は責めていたから。
数日後、繋が次の診察を待っていた。
繋は考えていた。
周りは恋人とかいたりする人もいるのに自分はいない。
相手から来ることは多いがしかしどの人も断っていて自分から行く事はないため繋は恋愛経験がなかった。
しかしそれは実奈の事を引きずっているわけじゃなかった。
恋というものが良く分からなかったから。
そんな事を考えていると実奈が部屋に入って来た。
「君は?」
「先生」実奈は嬉しくなった。
繋も3度目の再会に思わず運命を感じた。
そして繋は実奈を診察した。
「風邪はもう大丈夫ですが油断しないように気をつけて下さい」
「ありがとうございます……先生、もしよかったら名前を教えてもらえませんか?」
「手川繋です」
「良い名前ですね」
実奈は笑顔だったがしかし繋の名前を聞いても実奈は初めて会った反応だったため繋は寂しくなった。
しかし思い出して憎まれるよりはマシだった。
「国矢」
「実奈、怪我しなかったか?」
「大丈夫よ」
国矢は繋を見た。
そして驚いた。
「あなたは日本を代表する天才ドクターの」
「知ってもらえて光栄です」
「私、このお医者さんに2回も助けてもらったのよ」実奈は言った。
「助けたんじゃなく当たり前の事をしただけです」
そして実奈と国矢は去っていった。
繋は2人を見届けた。
――もしかして恋人なのか…
繋は悲しくなった。
――……でも恋人がいなくてもこんな自分が実奈と付き合えるわけがない。
そう考えると心が落ち着いた。
国矢は実奈の車椅子を押しながら歩く。
「実奈、最近体調どう?」
「平気よ、でもごめんね。私が車椅子なばかりにあなたにまで迷惑かけて」
「……いいんだよ、友達なんだし」国矢は笑顔だった。
しかし心は痛かった。
何故なら実奈が車椅子生活になったのは自分のせいだと国矢は責めていたから。
数日後、繋が次の診察を待っていた。
繋は考えていた。
周りは恋人とかいたりする人もいるのに自分はいない。
相手から来ることは多いがしかしどの人も断っていて自分から行く事はないため繋は恋愛経験がなかった。
しかしそれは実奈の事を引きずっているわけじゃなかった。
恋というものが良く分からなかったから。
そんな事を考えていると実奈が部屋に入って来た。
「君は?」
「先生」実奈は嬉しくなった。
繋も3度目の再会に思わず運命を感じた。
そして繋は実奈を診察した。
「風邪はもう大丈夫ですが油断しないように気をつけて下さい」
「ありがとうございます……先生、もしよかったら名前を教えてもらえませんか?」
「手川繋です」
「良い名前ですね」
実奈は笑顔だったがしかし繋の名前を聞いても実奈は初めて会った反応だったため繋は寂しくなった。
しかし思い出して憎まれるよりはマシだった。
