33話
繋が不在の間、導と成香は亮太のリハビリに付き添っていた。
しかし導と成香の予想よりも亮太の回復は早く繋の予想通り亮太は繋が戻ってくる前に普通に歩けるようになった。
導と成香の出番はほぼなかった。
しかし2人とも嬉しかった。
「お父さん歩けるようになって良かったね」成香は実奈に言った。
「これも繋や成香先生、伊神先生のおかけです。ありがとうございます」実奈はお礼を言った。
「私は特に何もしていないです」
「そんな事ないです」
成香は実奈を見た。
「実奈さん、手川先生ならきっと実奈さんを大切にしてくれます。なので実奈さんも手川先生を大切にしてください」成香は言った。
「勿論大切にします」実奈は約束した。
実奈と成香の間には友情が生まれたようだった。
それを陰から一弥が見ていた。
一弥は相変わらず考えが変わっていなかった。
しかし1つだけある考えを抱いた。
――障害者をもう一度信じても良いとするか」
夜、実奈と亮太がテレビでニュースを見ているとある報道が飛び込んだ。
それは繋が海外で成功率の低い難病の少女の手術を成功させたというものだった。
実奈と亮太は驚いた。
そして繋のインタビュー映像が流れた。
通訳を通して繋は言った。
「私は困っている人がいればどこの国にでも駆け付けます。絶対に手術を成功させられるという保証はありません。しかし私は信じています。自分の力で多くの人を救えると。何故ならそう思わなければ人を救えないと思いますし」
実奈と亮太は笑顔になった。
「繋らしいね」
「実奈、良い先生と出会ったな」
数日後、繋は帰国した。
そして亮太の退院当日。
「ありがとうございます」亮太は繋にお礼を言った。
「まだリハビリは終わっていません。これからもサボらずにリハビリを頑張って下さい」
亮太は笑顔になった。
「……手川先生に娘を託しても良いと思えるようになりました」
繋と実奈は耳を傾けた。
「娘をよろしくお願いします」亮太は頭を下げた。
「まだ結婚するわけじゃないけれどでも手川先生と実奈は一緒にいた方が良いと思えるようになりました。娘をよろしくお願いします」雅美も頭を下げた。
「ありがとうございます」繋は頭を下げた。
実奈は一瞬にして笑顔になった。
「実奈と別れてほしいとか言ってすみませんでした」亮太は謝った。
「良いんです。こちらこそ2人の事を考えないでついつい反論してしまいまして」繋も謝った。
遂に2人の交際が認められた瞬間だった。
繋が不在の間、導と成香は亮太のリハビリに付き添っていた。
しかし導と成香の予想よりも亮太の回復は早く繋の予想通り亮太は繋が戻ってくる前に普通に歩けるようになった。
導と成香の出番はほぼなかった。
しかし2人とも嬉しかった。
「お父さん歩けるようになって良かったね」成香は実奈に言った。
「これも繋や成香先生、伊神先生のおかけです。ありがとうございます」実奈はお礼を言った。
「私は特に何もしていないです」
「そんな事ないです」
成香は実奈を見た。
「実奈さん、手川先生ならきっと実奈さんを大切にしてくれます。なので実奈さんも手川先生を大切にしてください」成香は言った。
「勿論大切にします」実奈は約束した。
実奈と成香の間には友情が生まれたようだった。
それを陰から一弥が見ていた。
一弥は相変わらず考えが変わっていなかった。
しかし1つだけある考えを抱いた。
――障害者をもう一度信じても良いとするか」
夜、実奈と亮太がテレビでニュースを見ているとある報道が飛び込んだ。
それは繋が海外で成功率の低い難病の少女の手術を成功させたというものだった。
実奈と亮太は驚いた。
そして繋のインタビュー映像が流れた。
通訳を通して繋は言った。
「私は困っている人がいればどこの国にでも駆け付けます。絶対に手術を成功させられるという保証はありません。しかし私は信じています。自分の力で多くの人を救えると。何故ならそう思わなければ人を救えないと思いますし」
実奈と亮太は笑顔になった。
「繋らしいね」
「実奈、良い先生と出会ったな」
数日後、繋は帰国した。
そして亮太の退院当日。
「ありがとうございます」亮太は繋にお礼を言った。
「まだリハビリは終わっていません。これからもサボらずにリハビリを頑張って下さい」
亮太は笑顔になった。
「……手川先生に娘を託しても良いと思えるようになりました」
繋と実奈は耳を傾けた。
「娘をよろしくお願いします」亮太は頭を下げた。
「まだ結婚するわけじゃないけれどでも手川先生と実奈は一緒にいた方が良いと思えるようになりました。娘をよろしくお願いします」雅美も頭を下げた。
「ありがとうございます」繋は頭を下げた。
実奈は一瞬にして笑顔になった。
「実奈と別れてほしいとか言ってすみませんでした」亮太は謝った。
「良いんです。こちらこそ2人の事を考えないでついつい反論してしまいまして」繋も謝った。
遂に2人の交際が認められた瞬間だった。
