18話
「確かに障害者の中には悪い人もいるかもしれない。でも実奈は違う。そんな人達のようにはならないと俺は信じている」
繋の言葉を一弥は聞いたがしかし黙って去っていった。
繋は一弥の過去を聞いてやるせない気持ちになった。
日曜日、繋と実奈、国矢は川を見ていた。
「私、ちょっとあっち見に行く」
実奈は車椅子を漕いで少し遠くにいた猫と戯れる。
繋と国矢は遠くから実奈を見守る。
「実奈、元気で良いですね」国矢は笑顔だった。
しかし繋は一弥の話を聞いて嫌な気分になっていた。
「……人を支えるというのは頭の中で分かっていても難しいな。障害者についてもよく分からない事もあるし。学校の教科書にも書いていない事ばかりだし」繋は何となく言った。
「そうですね。でも医療も同じじゃないですか。それまで知られていなかった病気や治療法を見つけていく事で教科書のページが増えていくように人も人を分かっていく事で人生の教科書が出来ていきますね」
国矢の言葉を聞いて繋は面白く感じた。
その頃、亮太は家でアルバムを見ていた。
それは高校生の時の実奈の写真だった。
亮太は心が痛くなった。
すると雅美が側にきた。
「実奈も交通事故に遭わなければ普通に恋愛が出来たのかしら」
亮太は思わず考える。
「考えだって仕方ない。もう戻るわけじゃないんだから」亮太は悲しくなった。
数日後、繋が病院の廊下を歩いているとそこに亮太が待っていた。
「確かに障害者の中には悪い人もいるかもしれない。でも実奈は違う。そんな人達のようにはならないと俺は信じている」
繋の言葉を一弥は聞いたがしかし黙って去っていった。
繋は一弥の過去を聞いてやるせない気持ちになった。
日曜日、繋と実奈、国矢は川を見ていた。
「私、ちょっとあっち見に行く」
実奈は車椅子を漕いで少し遠くにいた猫と戯れる。
繋と国矢は遠くから実奈を見守る。
「実奈、元気で良いですね」国矢は笑顔だった。
しかし繋は一弥の話を聞いて嫌な気分になっていた。
「……人を支えるというのは頭の中で分かっていても難しいな。障害者についてもよく分からない事もあるし。学校の教科書にも書いていない事ばかりだし」繋は何となく言った。
「そうですね。でも医療も同じじゃないですか。それまで知られていなかった病気や治療法を見つけていく事で教科書のページが増えていくように人も人を分かっていく事で人生の教科書が出来ていきますね」
国矢の言葉を聞いて繋は面白く感じた。
その頃、亮太は家でアルバムを見ていた。
それは高校生の時の実奈の写真だった。
亮太は心が痛くなった。
すると雅美が側にきた。
「実奈も交通事故に遭わなければ普通に恋愛が出来たのかしら」
亮太は思わず考える。
「考えだって仕方ない。もう戻るわけじゃないんだから」亮太は悲しくなった。
数日後、繋が病院の廊下を歩いているとそこに亮太が待っていた。
