朝起きると......みんなはいなく机の上には先に学校に行ってると書かれていた。

僕は制服に着替え、学校に向かった。

のはいいんだが何故か今は、白鳳の倉庫にいる。

私の前には蓮その横長のソファーにはみんなが座っていて、私は1人椅子で蓮と向き合っている。

『あの〜蓮くん達?私学校に向かって歩いてたのになんでここに居るのかな?』

琥珀「俺達が拉致ったから!」

元気よく言うもんじゃないだろ

『何か話があるの?』

蓮「お前、夢桜雪か?」

『ごめんなさい。私の名字は夢桜じゃないしあなた達が言ってる雪でもないと思うよ。私記憶喪失になってたから覚えてないけど、気づいたら奏達と一緒にいたし、話は?終わり?』

椿「君が瑠璃に言った言葉が気になるんだ」

『ごめんなさい。あの時は辛い過去を思い出したからつい怒っちゃった。別に瑠璃ちゃんの事じゃないよ。』

翼「でも。顔もそっくり......目と髪の色は違うけど」

『そうなんですか......あの〜そろそろみんなが心配すると思うので、帰っていいですか?』

プルルル!プルルル!

話してたら電話来たし、

『もしもし』

夏「お前どこいんの?全然来ねぇけど」

『今は白鳳と一緒に居るよ。倉庫に』

夏「はっ?!おい!奏!雪白鳳の倉庫にいるぞ!」

奏「えっ?!どういうことですか!」

『簡単に言うと拉致られた』

春「今から向かうから!待ってて!2分でつく!」

ピッ!!

『みんなが来るのでこれで帰りますね。他になにか話はありますか?』

蓮「いや、何も無い。てか髪にゴミ着いてんぞ」

そう言って私に向かって手を上げる。

!!!

『ごめんなさい!殴らないで!』

『あ、えっと気にしないでください。』

夜「殴らないでって......」

瑠璃「いじめられてるの?雪ちゃん」

『ううん!大丈夫だよ!もう帰るね!』

私はドアに手をかけたら後ろから壁ドンされた

『なに......やって』

ズキッ!!

やばい......

ガシャーン!

私は後ろに倒れた

新「雪!どこだ!」

ガチャ!!

奏「雪!大丈夫ですか?!」

『目が......いたい』

宮「ほら!見せて!」

私は素直に見せると、半分だけ目が赤く見えた

白鳳「!!!」

瑠璃「目から....血が」

『大丈夫だよ......』

新「ほら、これで拭け」

ハンカチを渡してくれた。

『ありがとう、』

私はフラフラの足で立ち上がり、夏と宮に支えられた。

奏「白鳳の皆さん、火花の姫を拉致るとは世界No.1暴走族火花の総長に喧嘩を売ってるようなものですよ?」

蓮「総長......居るのか」

『総長の女は私ですよ?いるに決まってるじゃないですか。』

琥珀「顔みたことあるのか?」

『あるに決まってるじゃないですか。もう帰っていいですか?目が痛いので早く帰りたいんです。』

私達は倉庫を出た。

少し歩いた公園の椅子に座るとみんなが私の目を心配そうな目で見てきた。

『そんな心配するなもう出てこない。』

春「それならいいけど、何もされてない?白鳳達に」

『大丈夫ただ、夢桜の時のことを聞かれたけど、誤魔化しといた。』

夏「あいつら...なんでそこまでして雪に構うんだよ」

『まだ、殴り足りないとか?』

新「元気よく言うもんじゃないだろ、まぁ帰ろうぜ!腹減った!」

それから私達は家に帰り、ご飯を食べてみんなはもう寝た......

でも私は寝れない。

外行こうかなぁ。

私はそう思いクローゼットから

白のジーパン、白のTシャツに黒のロングコートを着て、ショートブーツを履いて外に出た。

少し歩くと、夜景が綺麗に見える公園に着いた。

ここにはずっと来ていた。嫌なこととかがあったらここに来て何時間も座った。

ここは奏たちの他には教えてない。

それから1時間くらい夜景を見てて、気づいたけど後ろがやけに騒がしい

そう思って見てみると、蓮達と知らない暴走族が喧嘩をしていた。

嘘だろ......帰ろうとしたのに

どうしよ......ここから行ったら捕まる可能性あるし

プルル!プルル!

!!誰だよ......

蓮「なんか音しねぇか?」

ピッ!!

『もしもし......』

奏「どこにいるんですか?」

『例の公園に来てくれない?帰ろうと思っても、神龍と知らないやつらが喧嘩してて帰れなくて』

奏「分かりました、5分でつくので待っていてください」

ピッ!!

男「総長!!知らない女がいます!多分神龍の姫です!」

やば......電話に気とられすぎて、気配消すの忘れてた。

『私、姫じゃないよー』

蓮「雪?!」

総長「やっぱ知ってんだなおいお前こい」

そう言われ、手を引かれて、みんなの前に立たされた。

『痛いんだけど......』

総長「お前死にてぇのか?」

『離してくれない?私姫じゃないし、姫はあの子私はただの通りすがり』

総長「姫じゃないなら俺の女になるか?」

『あんたの女になるんだったら死んだ方がマシ』

総長「なに?じゃあ殺してやるよ!」

椿「雪!!」

ドカッ!

男がナイフを振り下げようとしたら、誰かが男を蹴った

春「もう〜僕達の姫になにするのさ〜殺しちゃうよ?」

『みんなもう来たんだ』

夏「全く困ったお姫様だ早く帰るぞ」

新「あいつらほっといて大丈夫か?」

宮「大丈夫だよ!早く帰ろ!」

『そうだね』

私達は蓮達を置いて家に帰って寝た。