次の日......

コンコン!!

奏「雪?朝ですよ。起きてください」

『んん......』

ガチャ!

奏「おはようございます。」

『おはよ......』

宮「あ、雪!おはよ!朝ごはん何にする?」

『レモンティー』

新「ほら!」

『ありがとう......』

僕は、レモンティーを飲みながら、スマホを見ていた。

すると、信じられないことが書いてあった。

『ブ!ゴホッゴホッ!』

奏「大丈夫ですか!?」

夏「どうしたんだよ。」

『これ......』

僕はみんなにスマホを見せた。

するとみんな目を見開いていた。

そこには白鳳の幹部以上が僕達の学校に今日から来るというものだった

奏「なんで......」

春「アイツらが......」

『わかんない......』

僕達は疑問に思ったけど、学校の時間が迫ってきたから、学校に行った。

教室に行き眠ろうと思ったら放送で呼ばれた

咲「雪さん、雪さん、至急理事長室まで」

このタイミングでってことは......案内か......

奏「私も行きます。」

『あぁ......』

夏達は忙しそうだからいいか......

コンコン!!ガチャ!

やっぱり......見たくもないヤツら......

奏「大丈夫です、私がいます」

奏が僕の耳元で言った

奏「御用とは?」

咲「クラスに案内して欲しくて、あなた達とは同じクラスじゃないけど、」

『何組ですか?』

咲「1組よ」

蓮たちと一緒か......

『分かりました。』

僕と奏は、先頭を歩いてクラスに向かって歩いた。

瑠璃「ねね!」

『はい?』

瑠璃「名前なんて言うの?」

『華園雪です、よろしくお願いします。』

瑠璃「雪ちゃんか!、雪ちゃんは火花の姫なの?」

『はい、姫です。』

瑠璃「じゃあ、そうなると雪ちゃんもどっかの族を追い出されたの?」

お前のせいだろ......

『....はい』

瑠璃「どこの族?」

(お前はもう姫じゃない)

(瑠璃をいじめてたなんてやっぱり女は嫌いだ......)

(最低だね......)

僕は昔のことを思い出して震えた。

奏「雪!!大丈夫ですか?」

『大丈夫......大丈夫』

僕は、何とか瑠璃たちを1組に連れていった

蓮「来たか......」

『では、私はこれで失礼致します。』

蓮「まて、お前雪って言ったな?お前に話がある。」

『なんでしょう』

蓮「ここでは無理だ。屋上に来てくれ。」

奏「すみませんが、それは無理です。雪は私たちの大事な姫です。あなたたちと連れて行って拉致られても大変です。」

琥珀「そんな事しないんだけどなぁ〜」

?「雪って言った?」

今のは、椿......男

?「雪ってあの雪?」

こいつは翼、椿の双子の弟

?「雪......」

こいつは夜......女嫌いなやつ

『そういうことなので、失礼します。』

ガシッ!

瑠璃「待って!!」

『は、離してください......』

瑠璃「話がしたいの!」

『離してください!』

僕が大声を出したせいで、奏達がけんかをやめて僕達を見た

奏「!離せ!何してる!」

瑠璃「わ、私はただ話がしたいから屋上に来て欲しいだけなの......」

すると素早く奏が携帯を出しみんなを呼んだ

春「雪!!!大丈夫?!」

夏「お前か......雪に触れたのは......」

椿「えぇ〜どうしたの!?大丈夫?」

そう言ってまた椿が僕に触ろうとした。

『嫌っ!』

僕は、反射的に、腕を引き新に抱きついた。

新「落ち着いて、俺達がいるから」

翼「その女はなんでそうなってる」

奏「テメェらが雪に触るからだろ。つか、その女って言うんじゃねぇよ」

奏が......怒ってる

奏の殺気に教室にいた人たちも僕達を囲むようにでてきた

女「雪様が何故あんなに震えているの?」

女「何があったのかしら。」

『そ、奏......』

奏「大丈夫ですか?」

『もう行こ......ここに居るの嫌だ......』

奏「分かりました。みんな行きますよ。」

そう言うと、新は僕をお姫様抱っこしてくれた

新「大丈夫だ、俺達がいるから、寝てろ」

そう言われて僕は眠りについた

雪said end