「生きることは、 この宇宙が始まってから、 ずっと見えなかったものが、 見えるようになることだから 生まれる前は、見えなかったものが、 見えるようになることだから」 星が、二人を、鮮明に照らす。 「私、たくさん見たよ!」 と、少女が言う。 興奮に、顔を明るくしながら、 少年に語る。 「えっとね。 布団の温かさ! お星さまの明るさ! お月さまの、綺麗さ! そしてね、 そしてね、 君の温かさ!! 大好き、の幸せ!」