「ねえ。
お星さまが、生まれる前、
世界は、
真っ暗だったのかな?」
と、少女は不思議そうな顔をする。
「きっとそうだよ」
少年は答える。
「だって、
あんなにたくさんの、
お星さまがあるから、
僕は、君の顔を、
こうして、見られる」
と、少年は答えた。
「ふふふ、うれしい」
少女が顔を赤くする。
「お星さまも、死んじゃうのかな」
また、少女が問いかける。
「そうだよ。どんな命にも、終わりがあるんだ」
「うん」
彼女は、
真剣な顔で聞く。
「生きることは、特別なんだ。」
少年は、少女の手を握る、
その力を強めて言う。


