僕は彼女の名前をまだ知らない

美味しいぜんざいを食べ終わり、僕たちはお椀を洗っていた。

「ぜんざい、美味しかったよ」

「ありがとう‼
今度も作ってみよっかな!」

「…でも、明日は春っぽいことするんじゃないの?」

「あー!そうだった‼
楽しみに待っててね!」

うん。楽しみに待ってる。そう答えようとしたとき、玄関の鍵が開く音がした。