僕は彼女の名前をまだ知らない

「ただいまー」


ガチャガチャと鍵を締める音がして、時計を見ると、もう7時になっていた。



いつの間にか、寝ていたようだ。





リビングに行くと、お母さんが夕飯の準備をしていた。

彼女のことでもめてから、必要最低限のことしか話していない。