「ポッポー、なんでここにいるのさー」

「返事してよー」

「そんな顔してもお菓子あげないよ。」


ずっと鳩に向かって話しかけていたのだ。



「ポッポー、イルちゃん可愛いね。」
彼女がそう言った時、鳩が飛んで行った。

きっと嫉妬でもしたのだろう。



僕は気になって彼女に聞いてみた。