僕は彼女の名前をまだ知らない

「いないよ。」

僕の心配をよそに、彼女はきっぱりとそう言った。


それって、もしかしたら僕を好きになってくれるかもってことか……

僕は、単純なやつだから、有頂天になった。
あ、彼女よりは単純じゃないか。



「ごちそうさまでしたー!」
「あっ僕もごちそうさまでした。」


いちご大福を食べ終わった僕たちは、部屋に戻った。