執事は幼なじみ

「それがどうしーー」

「兄貴達はな、誰でも愛せる子になってほしいって……もし人を愛するようになったら、諦めないで、すごく大切な人のことを愛し続けて欲しいって……そんな意味でアイにしたんだよ」

そんな意味が……

「だけど僕のアイは、藍色のアイだ」

「愛するのアイを使うと、女の子っぽくなるから、からかわれないように藍色のアイにしたらしい」

「……っ!」

父さん、母さん……

「どうする」

「行く……僕が好きなのは、愛せるのは、お嬢様だけだっ!」