執事は幼なじみ

「私は……藍ちゃんまでいなくなったら……本当のひとりぼっちになるよっ……だからっ……死なないでよっ!」

「お嬢様っ……」



確かに、そんなことがあった。

首吊りしようとしてた藍ちゃんを見つけて……

「お嬢様がわたくしをお助け下さらなかったら、わたくしはいませんでした……ですから、今度はわたくしがお嬢様を守る番なのです」

「藍ちゃっ……」

ーータッタッタッ

「……っ」

藍ちゃんは私の頬を伝う涙を拭った。