執事は幼なじみ

「やっぱり」

なにを仰っておられるのか……

「無自覚が1番危険なんだよね」

「あ、藍ちゃん……何語を喋ってる……?」

「普通の日本語だけど?」

そう言うと、藍ちゃんは私を抱き寄せた。

「ずっと我慢してたんだ……春歌って名前を呼ぶことも……抱きしめることも……なにもかも……」

「藍ちゃん……」

「これからは、覚悟してよ?」

「か、覚悟……?」

ーーチュッ

「……っ!」

「これからは、甘々な生活が待ってるかもな……?」

「あ、藍ちゃっ」

し、心臓が持つのか不安……

でも、藍ちゃんならいっか。

ずっとずっと、幸せな生活が待っていますようにーー

end