制服を着て、空を見上げて歩いた。




「、、、あり得ない」

何をしてくれてるんだ、と思った。
これ以上家族を壊さないで欲しいと。

「変わって」

自分でもこんな声出るんだ、と思うほどの低い声に電話越しでもわかるほど驚いた兄の声が聞こえた。

『今はもういなくて』

そう聞こえた言葉に耳を疑う。
あんなに無神経な父親が他にいるだろうか。
今まで放っておいたにもかかわらず、支配願望は変わらない。

「本当に嫌い」
「え?」

もう、どうでも良くなる程だ。