先生と17歳のあいだ





……ガチャ。


私は誰もいない家のドアを開ける。薄暗い階段を登って自分の部屋へと向かい、制服のままベッドに倒れこんだ。



……今日はなんだかすごく疲れた。


以前は学校で喋らないことなんて当たり前だったのに、先生と関わるようになってから喉を頻繁に使っている気がする。


居眠りなんてほとんどしたことがなかったのに急に眠気が襲ってきて、私は静かに目を閉じた。



本気で寝るつもりなんてなかったのに、次に目を開けると部屋は暗くなっていた。

開けっ放しになっていたカーテンの外には三日月が浮かんでいて、どうやら随分と時間が経過してしまったようだ。



……うわ、ご飯の支度してない。その前に制服も脱がなくちゃ……。


私は慌てて部屋着に着替えてリビングへ下りようとした時、一階から声が聞こえてきた。