先生と17歳のあいだ





三種目が終わって、四番目は綱引き。

選抜になっているクラスメイトたちがグラウンドの中へと入っていって、応援席に残っている人数は私を含めて数える程度になっていた。



「的井さん」


そんな中で、声をかけてくれたのは城田さんだった。



城田さんが出る競技は私と同じで玉入れとクラス対抗リレー。城田さんがいつも一緒にいる友達は全員綱引きへと参加してしまったようだった。



「みんな始まる前はやる気ないとか言ったけれど、けっこう本気でやってるよね」


城田さんがグラウンドを見つめながら言う。



「うん。さっきもそこで誰かが打ち上げの話をしてたよ」


先生が打ち上げを全部出すなんて言うから、まだ結果も出てないのにクラスメイトたちは優勝する気満々のようだ。