「ちょっと遅くなっちゃったね、ごめん」 今日は美月が放課後、委員会があるというので終わるのを待っていた。 「全然大丈夫だよ!」 いつもより少し、時間が遅い分、少しだけ辺りは暗くなり始めていた。 私たちはそれを特に気にすることなく、いつものように他愛もない話をしながら歩いていたがそれは突然の事だった。