『契約は完了した。私はお前を主とする』

脳内で響く声。さっきまで熱を持っていた胸には桜型の痣。

これは…澪のと同じだ。

「澪はどこにいる?」

『案内しよう』

桜は澪の居場所が分かるようで、俺は脳内に響く声に従い、澪の元へ向かった。