俺の声は全く聞こえていないのか、こちらに見向きもせず、暦に吸い込まれるように近づいていく澪。 その表情はトロンとしていて、目を瞑りながら暦と唇を重ねる。 「くそっ…」 「ふっ…。何度でも言いますよ、澪は僕のもの。あなた達も見たでしょう?」 澪は操られている。 そう、分かっていても嫉妬で狂いそうになる。