そこには、制服をきっちり着て眼鏡をかけた男の子。 1年生かな…。 「私です」 軽く手を挙げて名乗り出る。 「…見つけた」 ニヤッと笑いながら少年が何か呟いたと思ったその時、私は既にその少年に捕らえられ首元にナイフを突きつけられていた。