「そりゃそうでしょう!可愛いんだから」

美月は味方だと思ってたのに。

全然納得いかなかったけど説得も出来ず、私はそのままの格好で文化祭を回ることになった。

私の不満は誰にも届く事なく、美月、奏多、爽君の4人で文化祭を見て回っていた。


「…あの人、すごい可愛い!めっちゃ似合ってるね」

「おい、見ろよ。お化け屋敷のクラスの人らしいぜ!行ってみようよ!」