「お爺ちゃんから聞いたんだけど、シタイカクシの木の下にシタイを埋めた奴がいたんだって。

次の日人を殺したことに怖くなって自首しようと思ってシタイを掘り出そうとした。

でも、どこを掘ってもシタイは見つからない。

そいつは怖かったことなんて忘れて、自分の嫌いな奴、ムカつく奴、逆らった奴を殺して埋めた。

全員のシタイは見つからなかった。

その人に殺されると怖がった村人は、そいつを殺してしまおう。

そうして村人達はその人を薬で眠らせてシタイカクシの木の幹にそいつごとぐるぐるにロープを結び起きるまで待った。

そいつはしばくして起き、おい俺に何をする。お前たちシタイカクシの木の下に埋めてやるぞ。

自分の状況を良く理解してないよいね。

お前が縛られているのがシタイカクシの木だぞ。

生きてるまま縛ったって無駄だぞ。

若干顔から汗が出ていたがそれでも余裕だったんだって。