「だったら、もっと怒れよ!俺の事、突き放せよ!!」
「そんな……」
私は、息を飲んだ。
「そんなってなんだよ。俺の事、蔑めよ。変態だって、罵ってくれよ!」
理人は、フェンスに両手をついて、息を切らしている。
「理人……」
そうだよ。
理人の言う通り。
もっと理人の事を怒って、突き放せばいいのに。
どうして、私はできないんだろう。
答えは知っている。
私も、理人の事が好きなのだ。
弟以上に、彼を愛しているからだ。
「……できないよ。」
理人が顔を上げる。
「できないよ。理人を突き放すなんて。」
「由乃……」
私は、ゴミ箱を置いた。
そして、フェンスの穴に手を入れ、理人の涙を拭いた。
「私も好きなの……理人の事……」
理人の瞳が、大きくなる。
「そんな……」
私は、息を飲んだ。
「そんなってなんだよ。俺の事、蔑めよ。変態だって、罵ってくれよ!」
理人は、フェンスに両手をついて、息を切らしている。
「理人……」
そうだよ。
理人の言う通り。
もっと理人の事を怒って、突き放せばいいのに。
どうして、私はできないんだろう。
答えは知っている。
私も、理人の事が好きなのだ。
弟以上に、彼を愛しているからだ。
「……できないよ。」
理人が顔を上げる。
「できないよ。理人を突き放すなんて。」
「由乃……」
私は、ゴミ箱を置いた。
そして、フェンスの穴に手を入れ、理人の涙を拭いた。
「私も好きなの……理人の事……」
理人の瞳が、大きくなる。



