胸が痛くなった。
理人は、私を一人の女として、見ている。
姉じゃなくて、普通の女の子。
「理人、あのね。」
このフェンスが、私達の間を塞いでくれればいい。
「やっぱり、私達。愛し合っちゃいけないと思うの。」
すると、理人はフェンスの穴から、腕を出した。
「由乃。手、貸して。」
ゴミ箱を持っていない手を、理人に差し出した。
理人は、私の手をぎゅっと、握ってくれた。
温かい。
理人の優しい気持ちが、伝わってくる。
「由乃。俺、この前言ったよね。由乃の事が好きだって。」
「聞いた。でも、私達姉弟だし。」
「そんな事、関係ないくらいに、由乃の事が好きなんだ。」
息をゴクンと飲んで、深呼吸をした。
「由乃……」
また理人の、切ない声。
この声が、私を惑わせる。
理人は、私を一人の女として、見ている。
姉じゃなくて、普通の女の子。
「理人、あのね。」
このフェンスが、私達の間を塞いでくれればいい。
「やっぱり、私達。愛し合っちゃいけないと思うの。」
すると、理人はフェンスの穴から、腕を出した。
「由乃。手、貸して。」
ゴミ箱を持っていない手を、理人に差し出した。
理人は、私の手をぎゅっと、握ってくれた。
温かい。
理人の優しい気持ちが、伝わってくる。
「由乃。俺、この前言ったよね。由乃の事が好きだって。」
「聞いた。でも、私達姉弟だし。」
「そんな事、関係ないくらいに、由乃の事が好きなんだ。」
息をゴクンと飲んで、深呼吸をした。
「由乃……」
また理人の、切ない声。
この声が、私を惑わせる。



