放課後。
教室の掃除を終えて、私はゴミ捨てに来た。
ゴミ捨て場は、学校の裏手にあった。
一人ゴミ箱を持って、校舎を出た。
その時だった。
「由乃。」
理人の声が聞こえた。
体がビクッとなって、周りを見渡すと、フェンスの向こう側に、理人がいた。
「理人。」
私は、フェンスに近づいた。
「何で、こんなところにいるの?」
「由乃に会いたくて。」
私に会いたくて?
ちょっとだけ、嬉しくなった。
けれど、直ぐに不安になった。
理人が私に会いたくなる時は、彼の身に、何かあった時だ。
「理人、何かあったの?」
「ううん。ただ、顔見たくなっただけ。」
「それなら、家に帰れば、会いたいだけ会えるじゃん。」
彼は、首を横に振った。
「家には、親父もお袋もいる。」
教室の掃除を終えて、私はゴミ捨てに来た。
ゴミ捨て場は、学校の裏手にあった。
一人ゴミ箱を持って、校舎を出た。
その時だった。
「由乃。」
理人の声が聞こえた。
体がビクッとなって、周りを見渡すと、フェンスの向こう側に、理人がいた。
「理人。」
私は、フェンスに近づいた。
「何で、こんなところにいるの?」
「由乃に会いたくて。」
私に会いたくて?
ちょっとだけ、嬉しくなった。
けれど、直ぐに不安になった。
理人が私に会いたくなる時は、彼の身に、何かあった時だ。
「理人、何かあったの?」
「ううん。ただ、顔見たくなっただけ。」
「それなら、家に帰れば、会いたいだけ会えるじゃん。」
彼は、首を横に振った。
「家には、親父もお袋もいる。」



