冬の華


「何でよ!」

「…夏帆」

「何で、待ってろでも、ついてこいでも
なくて
元気で、なのよ!」

「……」

「いっつもそう。

いつもいつも私の気持ち聞かないで
勝手に決めて!」

挙げ句に勝手に諦めて……



私は諦めらんない

諦めてたまるか!