カウンターの中ではマスターが涼しげにグラスを磨いている。 あんな澄ました顔してこっちの話を全部きいちゃっているんだから性質(たち)が悪いよねえ。 いい人ぶって僕のすること見て愉しんでるんだ。 僕がこの子を襲おうと助けないよマスターは。 彼に比べちゃ まだ、僕の方が紳士だと思わない? 対価もらえば一応は望み叶えてあげてるわけだし。 そのあとの保証は一切しかねるけどさ。