店員さんに案内された席に向かいあって、私と瑠生くんは座っている。 私と瑠生くんはこのお店の人気の 『幻のパンケーキ』を注文した そして───── 「お待たせ致しました!こちらが……幻のパンケーキになります」 コトっと、私と瑠生くんの前に置かれる。 「はぁー、美味しそう」 見るからにふわふわであろう、パンケーキの上には、生クリームと…… 甘いメープルシロップがかかっている。