私は、瑠生くんの顔を覗き込むように見る。 「ごめん……怒ってるというより、拗ねてる。 僕、可愛いじゃなくて、りあちゃんにはかっこいいって思って貰いたいし、それに…………」 「それに?」 「さっき……りあちゃん、僕のこと瑠生くんじゃなくて、瑠生ちゃんって呼んだでしょ?」 「う、うん」 さっきって、瑠生くんが突然抱きしめてきた時のことだよね? 恥ずかしくて、とっさに、瑠生ちゃんって、叫んじゃったんだよね……