「……っ!りあちゃん!」

瑠生ちゃんが大きな声で叫んだ。


私はブランコからずり落ちて、後ろに倒れた

「………っ!いたいよ、うっ……」


案の定────

痛みで私は泣き出す始末……


「りあちゃん……大丈夫?」

瑠生ちゃんは私に駆け寄ってきて、声をかけてくれる。


痛いのは私の方なのに……
瑠生ちゃんは今にも泣きそうな顔をしている。