「何で?ダメなの?
ほら……瑠生とりあさんを見てよ?」

奏多くんがりあと瑠生くんの方を指さす。


「………なっ!」


2人は人目も気にすることなく、ふたりの世界に没頭していた。


「ね?
………俺たちもしますか?」

奏多くんが意地悪く微笑む


「────な、何を?」


「ふっ笑
分かってるくせに─────」


──────チュっ!

奏多の唇が私の唇に触れて……


「────雪乃さん……
これからも一緒にいて下さい」


「はい…」




────────雪乃&奏多 END 【完】