その笑顔に胸をときめかせる。 でも……… このトキメキは……… 恋じゃない 何というか、弟みたいな? そんな感じがする…… もしかして──── 1人っ子だから奏多くんを弟だと思ってるのかもしれない!! 今日だって、弟に勉強を見てあげてる感じだし……… それにしても……… すごい集中力 奏多くんは黙々と問題を解いていく 時おり、私に質問をしてくる。 そんな感じなんだけども……… 「ねぇ、奏多くんは、受験する大学って決まってるの?」 「えっ?」