「さっき………っ」 思い出して、また顔が赤くなっていく…… 瑠生くん、慣れてたよね…… 私の方が年上なのに───── 何だか、情けない……… ─────はぁーーー 私………… こんな調子で、この先に進めるのかな……… 「………りあちゃーん」 瑠生くんがドア越しに私を呼んでくる。 「………大丈夫?」 瑠生くんは、私が具合でも悪くしたのかと思ってるのか、心配そうに声をかけてくる。 「大丈夫だよ!!ちょっと、顔を洗ってて」 「そっか、なら……良かった」