「……なっ!」 かぁーーと顔が更に真っ赤になっていく ─────だめだ…… も、もう、無理ーーー 私は、恥ずかしくなって…… 瑠生くんから逃げるように立ちあがって、 「……ちょっと、トイレに……」 「あっ、りあちゃ……」 ────────── ─────── 私は、真っ赤になった顔を冷ますようにと バシャバシャと、顔を洗う。 ふと、鏡を見ると………… 瑠生くんにキスマークされた所が赤くなっている。