「あはっ、そうだった!」 「もーう、りあちゃんたら!……りあちゃん────」 瑠生くんは突然……… 意地悪な表情に変わって、私の横に座る。 ─────ドキン 瑠生くんの表情を見て、ドキドキしてしまう。 「な、なに?」 少し、ドキドキしながら……… 平然を装いながら……… そして───── 瑠生くんは、私の唇の横をペロッと舐める。 「ひゃっ!」 突然、舐められて…… 変な声を出してしまう。