何か…………

瑠生くんのスキンシップが増してる気がする!!

このままじゃ………
また瑠生くんのペースに乗せられちゃう!!


そう思った私は────

瑠生くんから離れて、何となく……
近くにあるブランコに乗る。


「瑠生くんとよく…ここの公園で、遊んでたよね」

「うん、遊んでたの僕も覚えてるよ!りあちゃん、ブランコから落ちたこともあったよね?(笑)」

瑠生くんは、笑いながら言う。

「ちょっと!恥ずかしいから思い出さないで!!」

「嫌だ、それもりあちゃんとの大切な思い出だから」

瑠生くんは、いつになく真剣な声で言う。