瑠生くんがいつも通りなら、私もいつも通りにしないと変だよね……… 「うん、約束したから」 うん、大丈夫…… ちゃんと、瑠生くんといつも通りに話せてる。 私たちが話していると──── 奏多くんがやってきて……… 「雪乃さん……ちょっと、いいすか?」 「ごめん、りあ、私……ちょっと行くね」 「あっ、うん」 そう言って、雪乃は奏多くんに連れられて…… どこかに行ってしまった。