そんな空気から逃げるように……
瑠生くんは席を離れて、仕事に戻っていく。


「えっ?………ちょ、瑠生くん!」


取り残された私は………

「りあー、詳しい話聞かせてもらうからねー」


雪乃による質問攻めをされたのだった。


雪乃と奏多くんが帰った後……
私は瑠生くんの仕事が終わるのを待っている。


今は、お客さんもまばらで……
静かな空間が広がっている。