「りあちゃん、大丈夫?」 瑠生くんは、私を心配そうに見つめている。 「……あっ、うん、大丈夫だよ!!」 「待たせちゃって、ごめんね……すぐ、美味しいスイーツ持ってくるから」 私が待ちぼうけてるのかと思ったのか、瑠生くんは、 そう言って………すぐに席を離れた。 「りあちゃん、お待たせー」 そう言って、瑠生くんは私の前に置く。 「うわぁー!!」 私の目の前には、美味しそうな、ミルフィーユが置かれている。