「よっ、瑠生!」


「あっ、りあだぁーー!」

雪乃は私に気づくなり………
私の方に駆け寄ってくる。


「………えっ?!雪乃?!と……奏多くん?!」


そして……私の目の前の席に座った。


奏多くんは、雪乃の後に続くようにして、私の斜め前の席に座る。


「すみません、お邪魔します」

私は、雪乃と奏多くんが一緒にカフェに来たことに驚く。
「えっ、雪乃と奏多くんがどうして一緒に?」


────まさか

付き合ってるとか?!

「…………もしかして……」