「じゃあ良いじゃん。」 そう言って拓也に腕を掴まれて、強引に連れて行かれる。 もぉ~。 “今日は帰ろう”って言ったのに…。 不機嫌な顔で教科書とにらめっこする。 ヤキモチのモヤモヤ感と強引に連れて来られた不満で、すごく不機嫌だ。 「ダメだ。頭の中に全然入って来ないよ~。」 「集中、集中!」 もぉ~。誰のせいで集中出来ないと思ってるの~。 はぁ~。気持ちを切りかえて、もう1度教科書にむかう。 ………ん?