でも、タクが叫んでくれたとき、すっごくうれしかった。

「また、夏、来ような」

「うん!!!!」


タクの自転車に私とユカが乗って、出発しようとした。


ガサッ

その瞬間、ユカとタクが自転車から降りた。私は、ワンテンポ遅れた。