二人っきりで歩いてると、何も会話がなくて、沈黙してた。 途中、公園で休憩した。 「健人くん…」 「なんだ?」 「私、決めた」 私は、健人くんの目を見つめた。 「健人くんが好き」 「え?もう一回、言って」 「もう一回は無理」 「でも…な」 「うん。分かってる」