冷たい彼の溺愛は、2人きりのときに。




私の、本音。
言ってしまえば自分が醜くて嫌になる、けど…。



「怪我なんてしたくなかった、最後までバスケがしたかった…本当は辞めたくなんか、なかった。


バスケ部に残りたかった、のに…私の中では頑張ってたつもりなのに、そんなに笑えてなかったかな…?」



涙がじわっと浮かんできて、それが頬を伝う。



必死で落ち込んでいるのが見えないように笑って、涙引っ込めて。



ただ斗真の前では弱気になってた。
それが斗真にとったら負担だったんだ。



でもそれ以上に…笑ってるつもりでも、みんなからしたら全然笑えてなかったんだ。



邪魔だったんだ、私の存在が。
涙がどんどん溢れてきて、視界がぼやける。



今ここが、車や人通りがあまり少ない帰り道で良かったと思う。