ケータイ小説 野いちご

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野いちご10周年記念コンピレーションアルバム『ずっとずっと、大好きな君のそばで。』

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野いちご学園の新着投稿

    • 同級生
    • 放課後
    • 屋上
    • 髪クシャ

    彼女は影で苦しみ、泣き、叫んでいた。

    『私は憧れたの…二次元だって良いじゃない…私の憧れだもん…だけど!皆…皆…友達まで…皆…私の趣味を蔑んだ!…だから…一人でも良いから…誰でも良いから…認めてほしかったの!!…だから…カッコよく成りたかった!…必死で…必死で…死に物狂いで何でもやった!…皆の仕事…リーダーになる役職…先生の雑用…時にはいじめっ子を…殴った事だって有った!…そうして生きてきた…でも…そうしたら…自分のカッコいいが…分からなくなった!…辛かった…生きるためにしていたことが正しかったのか!間違ってたのか!…それさえ…分からなくなった!…だから…せめてものお守りに…憧れたあの人の画像を…生徒手帳に挟んでちゃダメ?…』

    『俺に許可取る必要なんかねー…お前の自由だろ?…』

    彼は、彼の隣にしゃがんでいる私の風に靡く髪をぐしゃっとした

    それだけで、十分だった
    涙の止まる私は笑った

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    • 憧れの先輩
    • 授業中
    • 教室
    • 目があう

    私の好きな人は、一つ年上。

    その先輩とは、1.2年生合同授業で同じ教室。

    左端列の一番後ろの私と、
    右端列の前から5列目の先輩。

    私がずっと先輩をみているから、
    先輩が後ろの友達と話すのに振り返る度にちょっと焦る。

    その度に鼓動が速くなる。

    前の授業の時のこと__

    暑そうに下敷きであおいでいた先輩。
    パタパタと浮く前髪にきゅんとする私。

    “パチッ”

    目が合ってるのに、顔が熱くなってるのも、汗がでてきてるのもわかるのに、なぜか目をそらせなかった。

    先輩はにこっと笑ってくれた。

    そこで思わずそらしたけど、あぁもうかっこよすぎ。

    授業が終わってから先輩がこっちにきて、

    さっき目あったけど俺の顔なんかついてた?

    って。

    あっ、いやっ、なんでもないですっ。すみませんでしたっ。

    って逃げちゃったんだよね。

    もっと話したかったなぁ。

    って思いながら今もみてるの。

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    • 同級生

    私、清水泉来(シミズミライ)には、好きな人がいます。

    彼は茶倉湊(サクラミナト)。

    中二から二年連続で同じクラスになって、隣の席になってから、よく話すようになった。

    よく面白い話をしてくれて、素直な彼の前では嘘は付けないはずだった。

    中二の後半には、遊びに行く仲になってて、どこかに出かけるのはすごく楽しかった。

    でも、それはある日突然崩れてしまった。

    いつも通りに遊びに行って、ファーストフード店で言われた言葉を、今でもはっきり覚えてる。

    「俺、好きな人出来た」

    それから出かける度に彼女の話ばかりするようになった。

    こんなに近いはずなのに遠く感じる。もう、たえられない……!

    「最近、その話ばっかり!つまんないよ!変わっちゃった!今の湊、嫌い!」

    それが彼についた初めての嘘だった。

    私はすぐ、逃げて気づかなかった。

    彼が目を見開き、頬に流れ星を流したことを__。

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感想ノート

冷たい彼の溺愛は、2人きりのときに。 (三宅 あおい/著)

  • はじめまして で失礼します!
    こんな素敵な小説を最後まで書いてくださりありがとうございます。
    私も中学の頃キツイ部活に入っていてこの小説の主人公の方と似たような感情になったことがあります。すごく共感できる部分が沢山あり、今はもう社会人ですがこの小説に出会えて良かったなと最後まで読ませていただいて思いました。
    他の作品ももっと見たいです!
    これからも頑張ってください!

    みーちゃんいちご   2019/03/07 21:03

  • 私も陸上をしていて高校1年生の終わりの時に腰を怪我してしまい選手を辞めてマネージャーになろうかと必死で思いました。でもやっぱり陸上が好きでもう1回選手として頑張りたいと思いました。必死で怪我を治して4ヶ月後少しずつまずはjogからでしたが走れるようになりました。
    4ヶ月というブランクは大きかったですがその分影で努力を続けました。恵美ちゃんの気持ちもすごく理解できて共感出来る所だらけでこの本を読んですごくよかったです!秀哉君の一途な想いも感動しました!また続きが出てほしいなって思いました!これからも頑張ってください!
    ♡R♡

    河本怜奈   2019/03/03 17:16

  • 自分が好きなものを嫌いになってしまった人を元気にしようとする行動力そして優しさが詰まった話だったと思います。
    すごいなって自分には無理だって思いました。
    これからも応援してます

    K♡E   2019/02/19 04:59

  • この小説読んだとき、読み終わってあとがき読んだとき
    自分とそっくりで三宅さんと同じ状況を去年経験しました。
    先輩の引退試合の2週間前に怪我をして休まざるを得ない状況になってホントは無理してでもやりたくてしょうがなくてなんでこのタイミングなんだろうって辛くてただ見て応援することしかできなくて今までの一年は何だったんだろうって先輩と積み上げてきたものが全てムダになった気がしてすごく悔しかったです。
    でも大好きだった先輩にあと一年あるから最後まで頑張れって言ってもらえて元気が出ました。
    この小説を読んでその時のことを思い出して自分たちの引退試合は全力でやれるだけのことをやろうと改めて思いました。

    すごくいい作品で感動しました!
    大切なことを思い出させてくれてありがとうございました。

    紅蝶❕   2019/01/28 18:30

  • 恵美の気持ち少しだけ私ににていると思いました。
    私も小学1年からバスケをやっていたんですけど6年の引退試合の前に辞めてしまいました。本当に辛いところでやっぱり恵美みたいに周りからっていうのもありましたし、監督も暴力的ですごく大変なチームでした。途中からバスケが好きってきもちを私は忘れてしまい何の為にやっているのかも分からない状態でした。私は人目を気にしてバスケできないけれど楠木みたいな人に出会えたら私も変われそうな気がします。

    作品凄く面白くて、感動しました。
    私に勇気を与えてくれてありがとうございました!

    赤神桜麻   2019/01/24 18:48