最悪だ。
絶対先生が面倒くさくて私に押し付けてるに決まってるのに。
何がきっかけを作ってやってるだ。
また今日もさらに先生のことが嫌いになった。
それだけじゃない。
また今日も文化祭委員の仕事があるなんて。
何このついてない日の連続は。
私ってとことん運がない。
「はぁ…」
ため息ばっかりついて、悪循環だ。
でも先生は行ってしまったし、どうすることもできない。
だけど今日は文化祭委員の集まりで、楠木と二人きりになるわけじゃないから、それは救われた。
今はただ、そうプラスに考えて頑張るしかないな、と思い私は教室へと向かう。